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5月, 2017の投稿を表示しています

セラバンドで指の筋トレしなくちゃ!でもその前に。(手術前シリーズ第1弾)

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私が膝を手術するよりも前の話です。その頃は、バレエを何年ぶりかに再開したばかりでした。 セラバンドを使って足の指を鍛える というエクササイズはいちおう聞いたことはあったし、以前バレエをやっていた頃にも実行してはいました(雑誌とか、テレビで見て知っていたのかも)。 筋力が落ちてるから、レッスン時間以外にも自主トレするぞーと燃えていました。 そもそも、バレエを踊れるようになるためにするんですよね。なので、バレエの動きに結びつける必要があります。 なんとなく自主トレしてても無駄ということ…。 無駄はいやなので、リサーチしました。 今日ではインターネットの目ざましい発達により、情報が手に入りやすくなりました。 私も改めて「足底筋 鍛え方 バレエ」で検索してみました。 いろいろな方がブログに紹介しているんですね。 治療家さんが書かれた記事が多いような気がします。 その情報に加えて、今の私が教わっているバレエの先生のレッスン内での注意もあります。これも結構、間違えてやっているらしくて、それはたくさん修正していただきました。 合わせて考え、新たな気持ちでセラバンドのエクササイズに取り組みました。 「ああ、そっかー、間違えてエクササイズしてたんだー」ということがありました。 私の間違い フレックスは、足首を曲げることだと思っていた。 アキレス腱を縮めたまま フレックス、ドゥミ、フルポアントを往復していた。 レッスンでの注意と、ネット検索をもとに自主トレ したので不十分だとは思いますが、やるだけのことはやろうと思いました。 とにかく、 アキレス腱を固めて縮める感じで、かかとを足首に引きつけてはいけない ようです。いけないことを、いつまでもやっているわけにはいきません。 泣く泣くセラバンドを傍らに置きました。 セラバンドの前にまず練習 セラバンドに手を出すには十年早いことがわかったので、まず、 アキレス腱をゆるめたまま、フレックス、ドゥミ、フルポアントを往復 する練習をしました。 はっきり言ってぜんっぜんできませんでした。 筋力どうこうというよりも、 アキレスをゆるめておいて、足首の関節を動かす ということができないんです。 足首の関節を動かそうとすると、途端にアキレスがギュッとなります。 ...

足に合うポワントを探す旅 その2

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最終更新:2017/06/13 足の両サイドの骨を抱き上げるようにしたい という希望を思いついたところで考察が終わっていました(突然何?!という場合は前の記事 足に合うポワントを探す旅 その1 )参照)。 それから、これまでの反省を少々していました。 いい塩梅の「きつさ」は求めていたんだけれども、結局合わなかったポワントはツボがずれていた。「きつさ」がどこにあったかというと、上に書いたような部分…ような気がする。だから合わなかったのでは? と考えていました。改めて続きを考えます。 その「きつさ」って、 側面 とか、 指先 にあったかもしれません。 指の付け根側面を、真横から中心に向かって挟むような力 を感じてました。 過去に試したシューズと、私が感じた「きつさ」の場所を挙げてみます。 シルビア ◆ネオチェリー サイズ:不明 着用時:レッスン・リハーサル 「きつさ」の場所:足の甲の両脇? パッド:シルビア製のパッドか、ハートレスハート。 だいぶ前に履いていました。たぶん今は合わないと思います。 グリシコ ◆ 2007 サイズ:5 XXXX 着用時:レッスン・リハーサル・本番 「きつさ」の場所:なし(大きすぎる) パッド:アヴィニョン。指サックを両脚の薬指にはめる。 履けるものがなくて困った挙句、ワイズを上げてパッドや詰め物をたくさん仕込むという手段に出ました。おかげで動けるポワントではあったけど、指立ちなのでNG例にしかなっていません。さすがグリシコだけあり、とっても丈夫。シャンクは折れましたが、ボックスもプラットフォームも固いままなので、たしか1年ほどは現役でした。 ◆ ノービス サイズ:5 X 着用時:レッスン 「きつさ」の場所:足の甲の両脇 パッド:薄手の布を足指の上に乗せる(まだ大きい) パッドを1枚使えば、合いそうな気もします。でもそうすると前のめりになってしまうのと、床が遠くなってしまうので怖いです。たぶん合わないです。 Rクラス ◆ Almaz サイズ:不明 W2 着用時:バーレッスン 「きつさ」の場所:比較的分散して足の甲先端の周りに「きつさ」を感じる。 パッド:なし アルマッズ、と読むのでしょうか。最初はパッ...

足に合うポワントを探す旅 その1

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私のポワント歴はとても短く、たぶん3年は切っていると思います。短いにもかかわらず、何足も何足も買っています。…ポワントジプシーなんです。 「靴のせいにしちゃいけない!」 と思いながら、やっぱり靴のせいにしてウジウジしています。 迷子のお知らせ この条件を満たせるシューズを探しています。 フルポアントで立ってもシューズの底に足の裏が付いている 足の甲の両脇がサポートされている NGな私の状況 1. ソールと足裏が付いていてほしいのに アテールでは、体重と引力のお陰で足の裏はシューズの底に付いています。 ドゥミまではいいんです。 でも、そこからフルポアントに上がろうとすると、 シューズの中で ずるずる落ちてきて指が曲がります (しかも曲がってもなお空間がある)。 ピケで立つ場合も似ています。 プレパレーションで足を出した時に、足指を伸ばしていても 、立った後では同じ。 やっぱり、シューズの中で ずるずる落ちてきて指が曲がってしまいます 。 ボックスの中で指が曲がっている状態は、明らかに間違えた立ち方。 しかも足裏には隙間があるから、足裏の力は行き場を失います。 ボックスの中で、 指だけで立とうとする ことになります。 指だけで立てるほどには、私の足指は強くありません。もぞもぞ、ぐにゃぐにゃしたまま、文字どおり足掻いてレッスン終了。 2. 足の甲の両脇が支えられてほしいのに この写真をごらんください。 可愛い仔猫! 抱っこされてる仔猫を、この男性から受け取ろうとしたら、どうしますか? 仔猫は、お尻をついて座っている格好になっています。 その姿勢から抱き上げて、上に持ち上げようとする感じになりますよね。 (まあ、腰の心配などをすると、びよーんと伸ばす抱っこの仕方はあまりよくないので、やめた方がいいのですが) たぶん大体の人は、脇の下に手を入れて持ち上げようとするんじゃないでしょうか。 冒頭の写真をもう一度。 こんな感じですね。 あるいは「ジャコメッティ チロ アラーキー」と検索してみてください。 とにかく、猫や犬の、 胸と背中を挟むようにして抱きあげる っていうことはしないですよね。 話を元にもどすと、私がポ...

「このポワントはもうダメ」だというのが初めて分かりました

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「潰れる」がわからない 私のバレエとの関わり方は、時期によってばらつきがあります。 ポワントを履いていたのは、小学生と高校生の時でした。「から」ではなく「と」です。 二十歳前後でもほんの少し履いていました。といっても、本当に少しで、数えるほどしか履いていませんでした。 小学生の頃の記憶はほぼないです。高校生の頃と二十歳前後の頃から、「トウシューズが合っている」という感覚はまったくわかりませんでした。「潰れる」という感覚もわからず、「このポワントはダメ」とどの時点で、判断するものなのかもわかりませんでした。 プラットフォームが柔らかくなるらしいとは聞いていましたが、自分のポアントの先を触ってみると固いままです。柔らかくなったことはたぶんなかったです。 シャンクは硬いけれど、 ドゥミのところで折れている 感じはしていました。 でも、 他の記事 にも書いたように、そもそも「合っているポワント」の感じがよくわかっていません。 「ポワント 潰れる」「ポワント 買い換えるタイミング」なんて検索して人知れず悩んでいました。 潰れているのか硬いのか 私の場合たいてい、トウシューズでドゥミからフルポアントにあがる間に、足裏はシューズから浮きます。 床との接地面がエッジになったあたりで、足の裏とシューズの底が離れ始めます。 それでも一応、自分としては周りと同じことをしているつもりでレッスンに参加をしています。 外からは見えませんが、自分の感じとしては 指の腹「と」かかとがシューズの底についている 状態です。指は痛いです。 「潰れると、指で直接床を感じるようになって痛い」と耳にするので これが潰れているってこと?と思っていました。 が、 シャンクが足裏についてくる感覚がない ので、 「足が弱くて引き上げられていないからだよね!」 と思っていました。 履けなくなっている注目ポイント 履けないとみなすポイント(1) 結局、 変なところで靴底が曲がっている ともうダメとみなすようです。私の場合、 ドゥミのところで折れている感じ がしており、どうやら本来、 フルポアントで立った時にドゥミのところが曲がるわけではない ようです。 履けないとみなすポイント(2) それ以前に、シューズが足に合って...

ブログの取説〜大人バレエ当事者ブログってなに?〜(2024.11.17更新)

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私の立場 はじめにはっきり宣言しますと私は、 バレエの先生でも医療関係者でもなくって、 バレエのレッスンを受けている一生徒 の立場です この記事( はじめに〜バレエを…〜 )にも書きましたが、 ひじょーに曖昧な立ち位置 でして、バレエダンサーと自称するにははっきり言って、なってなさすぎる。 かといって、 万年初心者なんて開き直ったら終わりの始まりだー! とも思うのです。 これだけは言えるのは、知識も経験も少なくて、見る目も貧弱で、踊るのもうまくなくって こういう風に踊りたいと思ってもできなくて、毎日もどかしくって悔しいです。 自覚というか心構え それなのに、バレエの時の体の使い方だとか怪我についてのこのブログを立ち上げています。自分としては、こんな自覚は持ちつつ書いているつもりです。 (立場をわきまえた上で)自分の頭も使って考えて、 ない知恵 を絞って(…)まとめている それから、これだけは絶対に踏まえておきたいという前提もあります。 それはこんなことです。 自分が直接習っていないバレエ教師の言葉を 勝手に解釈したくない 自分がじかに教わったバレエの先生の教えを、 美味しいところだけ拝借することも したくありません。 病院の関係者も、 スタジオで関わった人たちのこともそうです。 「したくない」と書いた箇所は、 「 しない 」 と改める方がいいかなと思いました。 自戒の念を込めてなのですが、理由はこうです。 「無断引用をしない」 という文字の世界のルールを念頭においています。 そして何より、倫理的にアウトなことはしたくありません。 ブログというのは、自宅の机の引き出しにしまっておいて「なんで勝手に開けたのよ!」と怒れる類の秘密の日記帳でも、感想を書き付けておく雑記帳でもないんです。 忘れないようにしなくては、と思っています。 なぜわざわざ書くの? 一番初めに書いた記事( はじめに〜バレエを…〜 )にはこう書きました。 バレエをやっていて、 かつ膝の痛みに困っている方へ 情報を届けたくて、このブログを書いています (…) 同じような立場に置かれた方がいたら、 ささやかなりとも助けになったらなと思って バレエをやっていて、 膝をねじっ て使...

経過(オペ後11週)

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バレエのレッスンの中で、私ができていることとそうでないことについての記録です。 手術してからだいたい11週経ちました。 実感 膝の感じ 膝を 伸ばす と、 膝の前側が詰まる 感じがあります。 膝が腫れるせいだと思います。特に、雨が降る前は分かります。結構な的中率です。百パーセントかも。 手術痕を揉むと、皮下に固い感触がします。ちょうど 小豆 が埋まっているような感じです。大きさも固さもそっくりです。数分揉んでいると、きもち柔らかくなります。 できていないこと 手術した側の脚だけでのルルベ できなさの質が変わっています。上体の弱さが目立つようになりました。 バーレッスンのロンドジャンブで、ルルベでアラベスクしたら、 右脇 (手術したのは右膝) が攣りました 。 速い動き 速いといってもどれくらいよ、って感じですよね。 踊りで使えるくらいの速さは、まだむりですね。 癖を直そうと意識している のですが、速くなると 元の使い方が出てきてしまいます 。この辺りは、もともと踊れていた人だったら問題なくクリアできるのかもしれません。 ゆっくりやれば、できるようになってきたこと だいぶ膝は痛まなくなりました。それぞれの動きのチェックポイントをクリアできるよう、ここから練習していけそうです。 まずはゆっくり正確に動けるように練習しよう。 グランプリエ バーレッスンではほぼ失敗しないで、つまり「膝をひねっちゃった!」という感じなしにできるようになってきました。 両脚でのルルベ 両足が床についているのに、両足に体重がかからず、手術していない側の足だけに偏って立ってしまっていたものが、両足に体重を感じられるようになってきました。 ルルベアップだけでなく、アッサンブレからのシュス(スシュー?)も同じくです。 ただこれに関しては、 横からのアッサンブレ が鬼門です。 特に、悪い方の脚を動かして集めてくる時に、一回のレッスンで2、3回は 「 あっ失敗、足首ひねっちゃった! 」 となってます。 手術した側の脚だけでのルルベ 膝の前側が詰まるのでぎゅっと押し込む という痛くなる使い方を早めに気づいてやめるようにできてきました。 膝の前側が詰まるのは、 たぶんちょっと腫れている...

足のサイズが変わっていた

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バレエシューズやトウシューズではない、日常生活での靴については、この記事に書きました( 膝治療中の人にとっての普段使いの靴の理想と現実 )。 その後、改めて足のサイズを測り直しました。 シロート採寸なので不正確だとは思いますが、それでも測っておいた方が良いだろうと思ったからです。 というのも、ポアントレッスンを再開するにあたって、トウシューズを新しく購入したものの失敗しちゃったんです。 私の足のサイズは? このサイズのはずなのに 自分で選ぶ自身がなかったので、フィッティングをお願いして、サイズを自己申告し何種類か履かせてもらいました。 裸足で 23.8cm 。両足ともです。 3、4ヶ月前に測ったサイズです。 数ヶ月しか経っていないのだからそのサイズで合っているはず だ。間違いない、と思っていました。 ところが、フルポアントもして何種類か試した上で、こんなものかなと選んで買ったトウシューズでレッスンに出ると、なんか大きい気がするんです。 おかしいなーと思い、クラスメイトのシューズを借りて足を入れさせてもらいました。 店頭での試着だと、椅子に座ったままで偉そうな感じになっていることに恐縮しながら 「このメーカーのこの品名、このサイズで、ワイズはこれでお願いします」 と告げて持ってきてもらうことになります。 あるいは、セルフフィッティングだったら、特定の「メーカー・品名・サイズ・ワイズ」を探しに立ち上がってごそごそすることになります。 一方、たまたま同席している他の方が履いているものを借りると、 先入観なく自分の感覚だけで試せるのがよかった と思います。 「大きい」とか「落ちてる」とか「 靴の底に足の裏が付いている 」とか「 足の甲の脇がサポートされてる 」を自分の感覚で感じることに集中できます。 そしてこれだと思っていた靴のサイズだと、もしかしたら大きいのかもしれないと思うようになりました。 つまり、 小さいサイズのはずなのに合っているような感じ がするものがあったんです。 計り直しました シロート採寸ですが、 23.4cm となりました。いずれにせよ確実に、 23.5cmには達していない ように見えました。 さらに、私の足は柔らかいというか、べたっとしているので足の筋肉に力をいれ...

それはバレエの練習で取り組むこと(オペ後約7週)

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光明が見えるきっかけはこの言葉でした。 「それはバレエの練習で取り組むこと」。 そして後から思い返すと、その時の言葉とまた別の時の言葉が繋がってきます。何回も繰り返して聞いて、少しずつ少しずつ分かっていくんだなー。 ( 経過〜できるようになったこと〜 の続きです)。 できないこと 私の実感 手術した方の膝が伸びない。 ルルベした時に顕著。 手術してからだいたい7週間経ったころ、病院で経過を診てもらいました。 私の場合、経過は順調のようでした。 そこで、なるほど!とわかったことがありました。 上に書いた実感は、実は何年も前からありました。むしろ、正直に告白してしまえば、バレエをやっていてこのかた、 悪い方の膝を軸足にしたルルベキープができたことがありませんでした! ガーン! だから、 ただ下手なのか、怪我しているからなのか 自分では判断がつきませんでした。 自分で考えた原因 膝が伸びない感じがするのは、筋力の問題ではないかと思っています。 これはけっこう正解だったようです。 ただ、目から鱗だったことには、私がこの時点で抱いていた「膝が伸びない」という問題は、思っていたより単純で、同時に、思っていたより複雑でした。 というのも、バレエでいう膝を伸ばすやり方は、他の競技と違うようなのです。 曖昧な書き方になってしまいますが、やっぱり私は専門家ではないので敢えて言い切らない書き方にせざるを得ないです。 まず、 求められる膝の伸び具合が、バレエ・体操と他の競技とでは違う ようです。 それから 膝を伸ばす時に使う筋肉のバランスも、バレエと他の競技とでは違う ようです。 たぶんですが。 長座体前屈の格好になって、つまりパラレルの状態で「膝を伸ばしてみてください」と言われて、私がその通りにすると、医療の範囲としては問題ないようなのです。 「大腿四頭筋を使って膝が伸びているなら、よしとする」 ということらしいと、その時感じました。 (シロートの理解なので、誤解を与える書き方になっていないことを願います。) 「なるほど、確かに大腿四頭筋は膝を伸ばす役目だとはわかります。 でも、バレエの場合だと、膝を伸ばす時には大腿四頭筋を使って伸ばすわけではないんです。」 と、私...

経過〜できるようになったこと〜(オペ後約7週)

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膝を手術してからだいたい7週間経ったあたりの話です。 オペ後7週間 できるようになったこと(私の場合) レッスン参加 ストゥニュ ピルエット スモールジャンプ・ビッグジャンプ 1. レッスン参加 この時点で、 週に6日 レッスンを受けていました。レッスン内容やレッスン時間は日によってまちまちです。短くて 1時間半 、長くて 4時間半 くらいでした。 バリエーションをやった日もありました。 とにかく、こんなことを考えていました。 スタミナをつけたい。 悪い癖を取って、正しい癖を付け直したい。 だから、一週間に受けるレッスンの内、過半数は基礎だけのクラスです。 スタミナというのは、 肉体的な意味での 体力 だけではなく、 集中力のスタミナ でもあります。 身についてしまっている 癖 は、バレエの先生に指摘をいただいてはじめて気が付けます。でもってその 癖を直す となると、 正しい癖付けを繰り返す のみ…なのですが、 かなり意識しないと、自分では実行し続けられないんです。 たとえば今日 「できた?!」 と思っても、次の日できなくなっていたりします。 たぶん、私だけに限った話ではなくて、何かの技術を習得しようと思ったら多かれ少なかれ誰でも通ることなのでしょう。だから、あんまり落ち込まないようにしてますが、それでも 「 悪い癖を練習することになってはいかん! 」 という緊張感はもってたいなーと思ってます。 正直なところ、バレエのレッスンを受けられることが、ただもう嬉しくて嬉しくて仕方なかったです。手術後はレッスンできなかったわけですし、松葉生活の時期もあったため体を動かすことも思うようにできていませんでした。きっと、うずうずしていたのだと思います。 2. ストゥニュ 基礎に特化したクラスでも、バーレッスンに組み込まれることが多いこの動き。 手術前は、できなくなってました。手術後に復帰したころも痛くてできなかったです。 どうしても 捻る力 が発生してしまうようです。 どうにかして痛くないように体を動かせるようにと、癖を付け直してました。 二分の一回転のストゥニュは、痛みなくできるようになっていたと思います。 3. ピルエット 手術前・手術後復帰した頃、...

膝が痛い時のバレエレッスンの受け方

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初めに断言します! 「これが正しい受け方です」という記事では ない です。 こうやってみましたというサンプルです。この記事を読んで、「いやーこれはやりたくない」とか「こうはなりたくない」「これはだめ」「これならいいかも」など、叩き台のような何かしらの参考になれば幸いです。 このブログの中で、いろんなところに書いていますが、また書きます。 自分への戒め としてもです。 私の症状・状況は私だけにしか起きていないかもしれなくて、感じ方も私だけなのかもしれません。 なので結局、結局…とも言えるのですが、 私が、 もっと早くこういうこと知りたかったな 、 こういう話を聞きたかったな と思っているので、 こうしてブログを書いてます。 レッスンの受け方 そもそも受けるのかどうか 「 体を動かしてたら、まあそれはどっか痛くなるよね」 という言葉が楽しんで口にできるなら レッスンを 受けた方がいい と思います。 笑えないくらい辛かったりシンドかったりしたら、 レッスンを 受けない方がいい と思います。 痛みの強さ、怪我の深刻さという物理的な問題だけでなく、 メンタル的に弱っている 場合も話に含めて考えてます。 私が思っているだけなのですが、膝が痛かろうが痛くなかろうが レッスン場で、実際に体を動かすのは他でもない私です。 他の誰かではありません。 体を動かそうと決めるのも、私です。 心臓とか横隔膜を動かすのとはワケが違うんですから。 その「私」が決めにくくなってたら、「私」が動きにくいってことです。 受けるなら ウォームアップ テーピング 出来ない動作はあきらめる 1. ウォームアップ 体を温めることについては この記事 に書きました。 2. テーピング 私は普段、テーピングはしません。 無精で不器用ということもありますが、してもしなくても違いがあまり感じられないからです。 でもテーピングをしてたこともあります。 手術前後 にしていました。膝にするもので、スポーツ整形で教えてもらいました。記事にしておいてなんだよって感じですが、 勝手に書けないなー と思うので詳細は控えます。 それから手術直前の一週間くらいの期間は、通称キネシオテープを買ってきてしのいでいました。 これ...

バレエレッスン後、タナ障害の人ってこんな感じになってます

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レッスンの最中の痛みについて書いたのが、 前の記事 でした。今度はレッスンを受け終わった後の話です。 手術する前 痛い 膝が腫れている 熱を持っている 膝の皿を動かすとぶよぶよしてる? こんな感じでした。ちなみに日付が変わって病院に行くと、 「腫れていない」「水も溜まっていない」 とのことだったので、それほどでも…ということなのでしょう。 氷持参でレッスンを受け、 レッスンが終わった直後 の 着替え前 に アイシング していました。 氷を当てると、「あー気持ちいいー」という感じがしました。どちらかといえば「冷たすぎる」と感じたことはなかったです。 アイシングを始めたのは、2016年秋にバレエを再開してからすぐです(手術したのは2017年の春)。 大人になった今から思えば、リストにあげた症状は子供の頃からありました。その当時は知識もなく状況が分かっていなかったので何もしていませんでした。たまに湿布を貼っていた程度です。 手術後 手術してからだいたい2ヶ月経った今、 レッスンの後にも痛みはほぼなくなりました 。 ですが、間違った使い方をしてしまった日は後でしわ寄せがきます。 おいおい、やめてよーと思いますが、 手術していないほう の膝にくるようになりました。 たいてい、グランワルツまでやるようなクラスの後です。 これはおそらく、グランワルツまでやるのがダメということではないと思っています。 バーレッスンの途中で、「使い方を間違えてちゃった」「あっ今、ダメだった」という自覚があるからです。背伸び、というかレッスンの内容がちょっと自分の限界を超えているのかもですね。 しわ寄せが来た時の、場所と質 前の記事 に書いたような タナ障害と思しき場所と質 です。「カーン!」とか「キン!」ていう感じでした。 手術した側の悪いほうの脚は、痛いことに慣れているのですが、 いい方の脚 はそれに 慣れていない んですね。 同じ人間(私のこと)に起こっていることとは思えないほど、 印象が違います 。 でも、 コリコリ とか 場所 、「 カーン!」とか「キン!」っていう感じ は共通しています。 夜になると、支えてもらわないと歩けない、というかむしろ、移動できないくらい痛い時も何回かありました。 足を地面に...

バレエレッスン中、タナ障害の人ってこんな感じです

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手術する前 痛い場所 私の場合、 膝関節の内側 に症状がありました。「ここ!」と 指させる ような、 はっきりしたスポット に痛みが出ていました。 せっかく綺麗なモデルさんの写真で、もったいないですが場所を説明したくてお借りしてきました。 この記事冒頭の写真のだいたい、赤色で強調している辺りです。 膝のお皿の脇の端っこのあたりに、何か継ぎ目のような窪みがあります。そこを指で抑えたまま動かすと、 コリコリとした手応え を感じます。 この中の方が痛かったです。 痛みの感じ 五寸釘を打ち込まれたような痛み です。もちろんそんな経験ないので分かりませんけど、「 カーン! 」ていう感じです。「 骨が痛い 」っていう感覚です。 骨は痛みを感じないそうので、正確にはまちがっている感覚なのですが、私の印象はそんな感じでした。 結構鋭い、トンがった痛みです。 痛いタイミング 瞬間的 にきました。「あっ痛い!」という感じ。 膝を伸ばした時 が一番痛いと感じたような気がします。 軸足にしていても、動かしていて体重をかけていない時でも、伸ばしきったら痛かったと記憶しています。 尖った痛みがずっと絶え間無く襲っている…という感じではなかったです。 そのぶん、来るか来るか?という、 びっくり系ホラー映画 みたいな恐さは強かったです。 手術後 手術してからおよそ2ヶ月経ち、 バレエレッスン中に痛みはなくなりました 。 術後すぐは、タナ障害の痛みではなくて 手術痕の痛み がありました。 なぜ、そうわかったかというと痛みの場所と質が違ったからです。 タナの時の場所と質 上に書いたような場所が「カーン!」とか「キン!」ていう感じでした。 術後は、いわゆる傷の痛みです。「 ズキン! 」という感じ。 鋭いけどよく知っている痛み です。 たとえば包丁で指切ったりなんかした時、ズキンズキンしてびっくりしますよね。でも、 治癒することが分かっている感覚 も同時にありませんか? 時間が経てば傷は塞がって、肉も皮膚も再生する、治る…って信じられますよね。そういう種類のあまり怖くない痛みです。 ただし、 関節鏡 をいれての手術なので、皮膚は塞がっても中身の傷が治っていないということになります。そのため、傷があるようには見えないのに痛い、...

膝治療中の人にとっての普段使いの靴の理想と現実

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最終更新:2017/06/01 今回のテーマは、普段使いの靴をどうするかですが、もうこれは悲しいことになっています。痛くない人は何を履いても大丈夫なのでしょうが、私の場合は、「膝が痛い」とか「足首が痛い」とか「足の指の付け根が痛い」とか忙しいので考えざるを得ないのです。 足の活動のピークをバレエのレッスンに持ってくるためには、必要なことかと言い聞かせてます。 (ピークをレッスンに、なくて、ゆくゆくは舞台にしたいなあ) 蛇足ですが、私の数値的なデータもちょこちょこ書いておきます。何かの参考になればいいのですが。 理想 ピンヒール 私は、ピンヒールが大好きです。 見ているのも好きです。 優美なラインでできたハイヒールを眺めていると、つい触りたくなります。 パンプスに足を入れれば、小さな幸せってどういうものか少し分かるような気がします。 自分の足の形や重心とあっていて心地よい素材でできていたりすると、もう最高。 それなりに足に合ってデザインも好きなパンプスは何足か持っています。 後述しますが、今はそのパンプスたちが全然履けなくなっちゃったので、しまいこんでしまいました。 今思えば、以前は気持ちが凹んだ時ほど、ヒールのある靴を履いてたな。 悲しくなった夜にも、一番好きなピンヒール出してきて、床に新聞紙を敷いて乗っては、 靴と足の感触を楽しんでたかも。ちょっと動くと新聞紙ってすぐやぶれちゃうんですよね。 現実 私の足 自分で測った限りでは、23.8cmでした。両足ともです。 測ったのは2017年の1月か2月だったでしょうか。 普段の靴は、23.5cm〜24.5cmです。 私の足は薄っぺたくて柔らかいです。 扁平足かというと、体の中心寄りのいわゆる「土踏まず」はいちおうあるのですが、足指の付け根の横アーチはほとんどなくて、べたっとしています。足をすぼめるような動作や、バレエで求められるような足裏のアーチに引き上げようとするなんてことは、相当意識しないとできません。つまり、バレエのレッスンを継続していればまだしも、休むとだらけます。 ついでながら、足裏の使い方は二十年以上間違えていました。足裏の筋トレ方法も間違えていました。この辺りは別記事にする予定です。 話を元に戻します。 私にとって、たいていの...

使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (3) 〜

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バレエで膝を痛めた失敗談として引き続き記事を書いてます。 使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (1) 〜 使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (2) 〜 と来て、3つめです。 (1)の出だしと同じ見出しですね!ようやくここまで到達しました。 バレエで膝が痛くなるメカニズムって本当はたぶんこう ※このブログに書いていることは全て、私自身の体の構造・感じ方からくるものです。個人差があると思いますが、何かしら参考になれば幸いです。 膝の痛みの出かた 前提条件として 捻れた脚の構造をしている。 捻れたまま、あるいはもっと捻りが加わるような使い方をしていた。 ターンアウトという動きを習得していない。 ターンアウトの動きを理解していない。 プリエの動きを習得していない。 プリエの動きを理解していない。 1の捻れた脚の構造については 別記事 に書きました。 2〜3は 前の記事 にちょっと書きました。 もっと詳しいテクニック的な内容については専門家に委ねるほかないですが、失敗談としての話は今後また記事にしていこうと思います。 そして、こんなことがプラスされると 以上の条件を満たし、かつ、レッスンを続けるとします。 私の場合は、レッスン回数が週1回の時もありました。そうかと思えば、週3回の時もありましたし、発表会のリハーサルで特別レッスンがある時も。それに週5、6日踊っているときもありました。 単純な話、こうやって 負荷がかかっていく わけです。 それから、週あたりのレッスン回数だけでなく、ある程度年数が増していくと、 そうですねー…だいたいバレエを始めてから、2年、3年くらい経ってくると 色々なことをやるようになると思います。 ちょっと複雑なアンシェヌマンをやったり、新しいパを教えてもらったり。 新しく入ってきた生徒さんの見本となるべく、キンチョーしながら先頭に立ったり、前列に立っているかもしれません。 アンシェヌマンがとっちらからないように頭を使っていると、 体の使い方がうまくいかなかったりしませんか? あるいは、いつのまにか、決めることをメインに頑張っちゃってたり。 そんなときもまた、 負荷がかかります…。 ...

使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (2) 〜

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最終更新:2017/05/25 膝を痛めた原因を考えるシリーズ第2弾ということで、 使っている時の膝の捻れ〜テクニックの話 (1) 〜 の続きです。 前の記事ではこんなことを思いついて終わってました。 ターンアウトに終わりがない。 ターンアウトをしないままではバレエのパはできない。 ターンアウトを無理にしたから、膝を痛めたということだとしたら それってどういうこと? を考えようとしたんです。 わからなくなってきたので、ちょっと戻ってみます。 いったん、バレエを離れてみます。 そんなとき なんていう? ここが病院だったら もしも私が病院の先生だったら。 もう一人の私が「 先生、私の膝はなんでこうなったんですか? 」って聞いてきたら。 (医療的には私の膝に起こっている問題はなんだったっけ?)と考えることでしょう。 いろいろ本を読んだり、病院に通ったり、なんだりしてシロートなりに考えました。 タナ障害が悪化するのは、 捻れた膝で曲げ伸ばしを繰り返す ことが原因だと私は思っています。 ここがバレエスタジオだったら 膝の曲げ伸ばし バレエでいうと、 膝の曲げ伸ばし という動作って何でしょう。 まずはじめに思いつくのは、 プリエ ではないでしょうか。 プリエの大切さは本当にたくさん聞いてきましたし、目にしてきました。 そしてもちろん身にしみてきました。 私が、プリエのやり方を間違っていて、それどころか立ち方も違っていると知ったのは とても遅いです。 バーにつかまって、音楽にあわせて生まれて初めてプリエをした、あの小さな子供時代からざっと20年は経っていました。 ということは… ( プリエをしたから膝を痛めた のね!あーすっきりした!) …本当にそれで全部説明できてるんでしょうか。 ちなみに、この記事を書いている今でも、完璧にプリエの動きをできているのか、 自信はないです。 だからターンアウトはどうなったの? 捻れた膝 じゃあ、バレエでいうと膝が捻れてるってどういうこと? この流れからもう見えてきますよね。 ターンアウトできてないってことです。 抜け作の私は、ターンアウトって 股関節から脚を開くこと だと思ってました。 いや、より正確を期す...

使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (1) 〜

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最終更新:2017/5/25 膝が痛くなるメカニズムって本当はたぶんこう どんな時痛いのか レッスン中に膝が痛い!というとき、私は レッスンの最初から 、片手バーのプリエの時点でもう痛がってました。 捻挫のような広範囲のずきずきする痛みでもなく、筋肉痛のような「面」の痛みでもありません。 瞬間的 に 「痛い!」 と 身を竦めるような痛み です。 急に動くので、目撃した先生はびっくりしてたと思います。 そんな時、先生方はこうアドバイスをしてくれます。 「 あんまり無理してアンドゥオールしなくていいからね 」 でも、180度…とまではいかなくても 5番がきれいにクロスできるようには、 やっぱりある程度アンドゥオールできないとどうしようもないし… と私はブルーになります。 ちなみに私の膝は物心ついたときにはすでに痛かったような気がします。 あまりよく覚えていませんが、古くて12、3歳かそのあたりの記憶では レッスン後には膝が熱くて、なんだかぶよぶよしている感じ でした。 今思えば、腫れていたんですね。 水が溜まっていた時もあったのかも。 それはそうとして、アンドゥオールが膝を痛めた原因なのでしょうか? そう書いて間違いにはならないのでしょうか。 無理にアンドゥオールしたから膝を痛めた? アンドゥオール。 フランス語のカタカナ表記が許せなかったら、ターンアウト… あれ?これもターンナウトって書かなきゃだめなのかな。 まさかターナウト? まあ、ターンアウトの方が打ちやすいのでターンアウトにしよう。 果てしなく奥が深い技術ですが、 これを 習得しないことにはバレエが始まらない 。 で、ここがミソなのだということが だんだんわかってきたような気がします。 皮肉なことに怪我をしたことで、 つまり、痛い目を見てようやく目が開いてきたようです。 ターンアウトができたら次のパをやりましょう、 ではないんだと思います。 ターンアウトに終わりがないから。 そして、ターンアウトをしないままではバレエのパはできない。 は? どういうこと?! 使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (2) 〜 に続きます。 注 …どうしても バレエのテクニック の...

足元を見る話。(2)バレエシューズの種類

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足元を見る話。(1)レッグウォーマーの種類 の続きです。 前回の記事は、脚を守るためのケアという視点で記事を書いていました。 今回書くのは、バレエシューズについてです。 ケアグッズ、としてではなくて バレエシューズが合わなかったらこんなことが起きるよという失敗談です。 バレエシューズを選ぶ時の決め手(私の場合) 私が普段使っているのは、いたってフツーのバレエシューズです。 この 3点に当てはまれば喜んで使います。 スプリットソール キャンバス地 ヨーロピアンピンク 別にすごいこだわりというわけではないです。 スプリットソール 私の場合、フルソールのバレエシューズだと、フルポアントにする時に足裏でソールがぐしゃっと折れるのが気になるからです。 フルソールのタイプも持っていて、予備として最近(本記事公開の一週間ほど前)も履きましたが、やっぱり同じ感じでした。 土踏まずのアーチの部分で折れるのではなく、 足指の付け根というのでしょうか、肉球のようなあたりで、 幾筋も折れ目が入るように折れます。 タンジュやデガジェなどなど、爪先を伸ばす動きのたびに毎回、 ぐしゃっと紙コップを握り潰すような感じ になって気になります。 ものの本には、 「 ソールを掴む感覚がわかるのでオススメ 」 と買いてあったりもするので 足の使い方の問題なのかなあ。どうしよう。 あるいはサイズか何かがぴったり合えば問題ないのかもしれません。 キャンバス地 これはただ、 サテンではない というだけの理由です。 本当にそれだけです。 あとは手の出しやすさです。 タイトルにある通り、「 足元を見る話 」ですので、お察しいただければと思います。 後述のように、汗をたくさん吸う道具であるにもかかわらず、レオタードやタオルのように洗濯機でガンガン洗うわけでいかないので…。 履いたことがないのですが、革製品とかきっといいのでしょうね。 ヨーロピアンピンク これもただ、 可愛いらしいピンク、ではない というだけの理由です。 タイツの色とつながって脚が長く見えるとか、そこまで深く考えてないです。 記事にするまでもなくてすみません。 バレエシューズの替え時 ある...

足元を見る話。(1)レッグウォーマーの種類

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過去記事 実行中の膝のケア(オペ後だいたい2ヶ月) の続編です。 そこではレッグウォーマーについてこう書きました。 私は、脚の形が捻れており、まっすぐに矯正して使う練習が不足しているので、 できれば、レッグウォーマーはとって、確認しやすい見た目で レッスンを受けたい  と言うわけで私は、レッグウォーマーと付かず離れずの関係です。 それでも寒がりなのでいつも使っています。 ちなみに膝の捻れについてはこちらで記事にしてあります( 膝がすごく捻れている〜膝の捻れチェック!〜 )。 今回の記事に関係するのは、この箇所です。 足首や足首から下の足を見ると、悪い方の足はやっぱりずれています。 つまり脚の延長線上に足が来ないんです。 私の場合、ずれている脚のホネの繋ぎ目である、膝、そして足首に不調が出てきます。 足首のここらへん!というのがあって、足の甲側ではなくて踵(かかと)側になります。 踵を温めたいのに… 膝は手術してから、安定してきました。 なので、一番覆っておきたいのは、踵(かかと)なんです。 アキレス腱の周り、くるぶしの下の方、だいたい踵のあたりです。 筒状のレッグウォーマーを使っていたことがあります。 バレエショップで購入しました。細い化繊で編まれていて、しかも網目が荒かったので保温効果が少なかったこと、それから、伸縮性に乏しかったので土踏まずまでずり下げて使うとどこまでもずれてしまって、結局使わなくなりました。 踵に引っ掛けて履くタイプのレッグウォーマーを使っていたこともありました。 これもよくバレエショップで売っているタイプのものです。 ただ、肝心の踵部分がないので…。 手編みでつくろうかとも一瞬血迷いましたが、そんなスキルは持ち合わせていないのであきらめました。 結局、ファストファッションのお店で何組か買いました。 ファッション用のレッグウォーマーは、 屋外で履くことを想定しているので、地面に触れないようなデザインになっています。 土踏まずあたりまでずり下げて履いていました。 でも、やっぱり使いにくい。 そして困ったあげく、ダボつかせて履くようなゆったりデザインになっている 靴下の爪先を切り落とす という暴挙にでました。 うわー、ビンボーくさい? 今の...

膝がすごく捻れている〜膝の捻れチェック!〜

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私の脚は、片脚だけすごく捻れているそうです。 スポーツ整形の受診をきっかけに、病院で指摘されました。 それまでは、呑気なことに自分では片方だけとは思っておらず、 両脚あわせてO脚なんだなーとずっと思っていました。 一般的に言うX脚ではなく、バレエ的な意味でのエックスでもありません。 曲がっている自覚はありましたが、曲がり方はよく分かっていませんでした。 痛みが出て手術したのが、この捻れていると指摘された側の脚です。 捻れは手術では治りません。 なので、今も捻れています。 曲がっているのと捻れているのは違うの? 違うみたいです。 私の脚を、膝のお皿を境目にして見たとしますよね。 極端に言ってしまえば、上下で角度がずれてしまっているらしいんです。 膝のお皿の上にある筋肉の延長線上に、下肢の筋肉が通っていて欲しいのに、私のはそうなっていない。 どんな感じかを、今これを読まれている方に伝えるにはどうしたらいいかなとちょっと考えてみました。 膝の捻れチェック! 今、立っていますか?座っていますか? もし座れる環境にあったら、椅子に腰掛けてください。 座りましたか? そうしたら 椅子に座ったまま、片足を10センチくらい浮かせてみてください 。 どちらでもいいですが、たとえば右足を浮かせてみましょう。 膝はちょっと曲げてください。アチチュードほどは曲げないで、 膝をゆるめる程度 です。 右膝のお皿 の場所はわかりますよね。触って確かめてみてください。 ごつごつした感触ありますか? そのごつごつしたお皿の、自分側、つまり太もも側に、 ちょっと筋っぽくて平たいバンド みたいな手触りありませんか? ありました? そしたらその 筋っぽいバンドを片手で触っておいてください 。 どっちの手でもいいですが、たとえば左手で。 もう一方の右手を、また膝のお皿に戻します 。 今度は お皿の下のほうに右手をおろします 。 あ、まだ右足は浮かせておいてください。 また、 筋っぽくて平たいバンド を探してください。 今度は脛とか足がある側です。自分から遠くなるほうです。 ありました? 見つかっ...

私はこうやって膝を痛めました(2)〜だから痛めちゃうんだよ…〜

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私はこうやって膝を痛めました(1)〜ジャンプとプリエと爪先と〜 の続きです。 だから痛めちゃうんだよ… プリエ まず、私のプリエの何がダメなのか。 ぐっと溜めたとき、だいたい二つの間違いをおかしてます。 上半身を物理的に下に下げよう としたり、 膝を大きく、柔らかく曲げる ことに気をとられて、 こうなってます。 骨盤と太ももが近付いている。 骨盤まわりや、お腹のちからが抜けている。 一つ目がダメなのは、 お辞儀したポーズで膝を曲げている格好を思い浮かべていただければ みっともない感じで、見た目からしても あー、こりゃダメだわーとなると思います。 二つ目もかなりだめです。 ジャンプの前のプリエだけでなく、バーレッスンの一番初めにやるプリエでも 完全に間違いです。 骨盤を支えておけず、上半身も支えておけなくなってるので 一気に負担が下半身に行きます。 曲がった膝はとても不安定。 このあたりは、私は専門外なのでうまく書けませんが、 いろいろ読んだり、専門の人に聞いたりしたところそうらしいです。 膝関節は伸びた状態で安定になるようです。 しかも、私の場合これから書くように、 足…脚(きゃく)でなくて足(そく)と書く方の足です。 足も使えない状態で跳んだり跳ねたりしてました。 爪先 おまけに、 ぎゅっと丸まった爪先 なので 単純な話ですが 丸まったまんま落っこってきて(←私が) 物のように落っこってきた私が、床にぶつかるんです。 衝撃を受け止めるかわいそうな膝。 今読んでいても、膝が気の毒です。ごめんね…。

私はこうやって膝を痛めました(1)〜ジャンプとプリエと爪先と〜

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突然ですが、私は アレグロが苦手 です。 まあ、大嫌いではないですけど、どっちかっていうと苦手。 特にセンターレッスンのアレグロが大好きっていう人、尊敬します。 ちなみにオペ前後は、苦手意識がどうこういうより、 そもそもできませんでした。 痛くて 、です。 プチアレグロで膝を痛めるまでの様子 スモールジャンプのときの膝と爪先 この記事でのジャンプとは、レッスン場によって呼び名は違うのでしょうが プチアレグロ とか、 スモールジャンプ とかそういうサイズ感のときの話です。 ビッグジャンプでなくて、 大雑把に言って、 その場で跳び上がって着地する 感じの動きです。 だいたいこんなメニューでしょうか。 シャンジュマン スーブルソー アントルシャカトル ロワイヤル ジュテ・ソテ アッサンブレ(小さい方) まだあるかもしれませんが、この中から組合せることがおおいかと思います。 グリサードは、ジャンプではないか と思うので、今回は割愛しました。 もっとプリエして! まだまだ症状が軽くて、まさか手術が待ち受けていようとは思わなかったころ、 そしてまだまだ私が子供だったころ、 先生方はみんなこうおっしゃってました。 「プリエを柔らかく使って」 「そんな浅いプリエじゃだめ、ちゃんとプリエしないと跳べないよ」 「プリエできないと膝怪我するよ」 もちろん、怪我はしたくありません。 どうやったら高く跳び上がれるかと必死に考えるわけです。 小学校とか中学高校で、 垂直跳び ってやりましたよね。 運動能力測定 と称して、体育館をぐるぐるまわってやったあれです。 あの 垂直跳び を思い出して、 えいって跳ぶ わけです。 (ちなみに私は陸上部でもなく、バスケ部でもバレーボール部でもなかったので わからないのですが、そちらではどんな指導がされてるんでしょうか。) ぐっと溜めて、でも背筋は伸ばして (るつもりで) 跳びます。 ぐっと溜めて と書いた時点で、わかる方にはわかるかと思います。 結果から申し上げると、私、膝を手術してますからね〜。 空中の爪先! (こんな感じですよね、先生?!) と一生懸命跳んだら跳んだで、今度は先生からこんな声が...

実行中の膝のケア(オペ後だいたい2ヶ月)

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私が実行中のことは、調子によって違いますがだいたいこんな感じです。 膝以外にもいろいろやっていますが、この記事では膝対策に絞ってます。 バレエレッスンを受けるときにどうしているか、時の流れに沿って書いてみますね。 レッスン前 ウォームアップ+マッサージ まず ひたすら温めます 。 スタジオに行くまでに早歩きで歩いたり、階段をよく踏み込んで昇ったり、 「早くあったまれ〜」と願いながら体を動かします。 年末年始、初春など冷え込むときには、 ホッカイロ を 靴 に仕込みます。 靴用のではなくて、普通の「貼らないタイプ」です。 靴の中で破けたらどうしようなどと心配したものですが、 これまで破けたことはありません。 スタジオについて、レッスン直前の待機時間には床に座って脚が伸ばせるので 膝をマッサージ します。 このマッサージは、病院で教えてもらったやり方なので ブログで私が説明するのは結構難しいです (記事にしておいてすみません)。 膝周りの筋肉をマッサージするのではなくて、 膝のお皿の下あたりで動く脂肪体 を揉みほぐします。 これが結構難しくって、教えてもらった通りにやってるつもりでも 理学療法士さんに再度やってもらうと、力の入り方とか揉んでいる場所なんかが 「あれちょっと違ってたなー」と毎回思います。 それから、オペ後ということで 膝内部 がまだまだ固まっているので、 その、 筋張ったしこりのような手応えの所 も揉みほぐしてます。 ちょうど、 関節鏡を入れた傷跡のあたり ですね。 ちなみに、 脂肪体のマッサージ は いい方の膝 にもしています。 マッサージをある程度したら、 レッグウォーマー をつけます。 まだ冷えていそうな時は、 レッグウォーマーの中にホッカイロ を忍ばせます。 他のウォームアップルーティン(と言えるほどたいそうなものではないですが) に移ります。 レッスン中 私は、 脚の形が捻れており ( この記事参照 )、 まっすぐに矯正して使う練習が不足 しているので、 できれば、レッグウォーマーはとって、確認しやすい見た目で レッスンを受けたいのですが、そうはいかない時も。 ...

膝が痛い…手術する?しない?(3)〜ストレッチ中の「パキッ!」〜

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最終更新日:2017/5/15 膝が痛い…手術する?しない?(2) の続きです。 ここまではこんな風に感じてました。 バレエをやっていて膝が痛い。 どうやらタナ障害という状況らしい。 インソール治療だけでは解決しないかもしれない。 バレエレッスンで解決するのかもしれないけれど、解決しないのかもしれない。 というか、待てない。 そんな中、「耳に残るは君の歌声」なみに忘れられないあの音が。 (3)ストレッチ中の「パキッ!」 お風呂上がりにストレッチしていたら、 乾いた破裂音 がしました。 ちょうど、筋肉を緩めていたところで膝周りのお肉も緩んでいたんでしょうね。 向きを変えようとした時のことでした。 グランプリエの時にスタジオに響くああいう音です。 ただ、あくまでも私の体感ですが、 「あ、これはだめなヤツかも」 と咄嗟に思いました。 この瞬間から、一気にダメな感じの膝になりました。 何がダメって、もうメンタル面がダメでした。 痛めたのが明らかで、終始びくびくしながら生活していました。 手術を決めるまでの頭の中はだいたいこんな感じでした 伸ばしきれない 曲がりきらない スムーズに動かせない バレエでなくて立ってるだけでも常に痛い。 階段の下りは痛い 歩くのも遅くなる 「怪我だ」という思いで、常に頭がいっぱい レッスンに集中できない。ぼーっとする。 外から見ても、「疲れてる?」ように見えるみたいだ。 怖くなったのもあって、スポーツ整形の診察を早めてもらいました。 それまでは、経過観察ということで3〜4週間に一度くらいで予約しており、ちょうど谷間だったので 「次の予約までは待てない!」 と焦ったんです。とりあえず地元の整形外科にも行きました。 「じつはタナと診断されておて、これこれ、かくかくしかじか」と伝えたところおじいちゃん先生はこう言い放ちました。 「うんタナだね、タナ。手術だ、これは手術!だって仕事なんでしょ?」 (おお、私をプロのバレエダンサーと誤解なさっておいでだ!) と同時に (膝痛が出始めた子供のときには、先生は何も言ってなかったじゃないですかー!) と思いました。泣き笑いしつつ先生の...

膝が痛い…手術する?しない?(2)〜インソール作成後、2、3ヶ月での実感〜

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最終更新:2017/05/25 膝が痛い…手術する?しない?(1) の続きです。 スポーツ整形でインソールを作って経過をみていた最中のことでした。 経過をみていた、といっても私の実感としては微妙なラインでした。 インソール作成後、2、3ヶ月での実感 膝の痛みは消えていない。 軽減したといえば軽減した(追記:2017/05/25 痛みの質については この記事参照 )。 90分レッスンを受けると膝がかなり不安になる(つまり 練習量を増やせない )。 レッスン後のアイシングがマスト。 運動後に痛かったとしても、日常生活はできる。 普段の生活では歩ける。 階段の上り下りもできる。 いちおう、ネット検索や物の本によると、保存療法を2ヶ月くらい続けて様子をみて、それでもよくならないなら手術が選択肢…と書いてあったりします。 だから、「微妙」なラインを実感してました。 引っ越しでバレエスタジオを変わったこともあり、レッスン内容も変わっていました。 そのため、 インソール効果+レッスン効果 だなあとも感じていたんです。 医療に助けを求める部分 と バレエのレッスンで体の使い方を改善する部分 。 それぞれで経過観察が必要なのかな?と思っていました。 医療に助けを求める部分 。 こっちだけ見ると、私の中ではだいたい答えが出たかもと思いました。2ヶ月くらい続けてみて、痛みが消えていない。ということは…と、 手術 の二文字がちらつき始めました。 問題はこちらです。 バレエのレッスンで体の使い方を改善する部分。 正直、私には判断がつきませんでした。 私は以前もバレエをやっていたのですが、 その時とまったく同じように迷いました。 (その時は、結局、バレエを辞めることを決めました。) とにかく、上の実感リストに書いたように、 練習したいのに練習量・運動量が増やせない。 でも練習しないと正しい体の使い方を、体に覚え込ませることができない。 迷いました。そんな中、驚くべきことが! (3)ストレッチ中の「パキッ!」 に続きます。

膝が痛い…手術する?しない?(1)〜まずはインソールから〜

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最終更新:2017/06/09 バレエをやっていて、膝が痛い っていうことはたいていの人に当てはまると思います。 で、気になるのは 「 放っておいても大丈夫な痛みなのかどうか 」 ということですよね。 ジャンプの着地とか、バーにぶつかったり、転んだりして、 明らかにこの瞬間に痛めた!って分かってるわけでもない。 いつもじゃないけど、 バーレッスンでプリエから既に痛い、とかルティレでキープするときに軸脚の方が痛いとか、ゆっくりなデガジェはいけるけど、テンポが速くなると痛いとか、 そんなふっきれない状況。 膝が 腫れてるような気もするし、熱をもってるような気もする 。 かといって、全然歩けない訳じゃないし、日常生活に支障はない。 病院とか整体とかには行きました。 色々書くと、いい気分で読めない方も出てきてしまうと思うので あまり細かいことは書きません。 話を元に戻すと、タイトルに書いたように 「 手術する?しない? 」 で悩んで 手術することに決めた理由 をこの記事で書こうとしてたのでした。 「膝が痛い…」という話しは別記事にしようと思います。 テクニックとか、レッスンの受け方とか、書きたいことがいっぱいあるので。 手術を決めたのは、 バレエレッスンのみならず、日常生活でも痛みが出てきたから です。 具体的には、階段の下りとか立ったり歩いたりする時に常に鈍い痛みがでてきました。 電車の中で立っていて急に揺れたときの踏ん張りは特に痛かったです。 タナ障害の場合、即手術!とはならないのが普通のようですね。 手術の前に色々やってみて、それでもダメなら手術しましょう、という流れのようです。 スポーツ整形を受診してから、だいたいこんな順番で進んで行きました(スポーツ整形受診の話は別記事にするつもりです)。(追記2017/06/09: こちらの記事 です) (1)インソール作成 病院内で、 靴の中敷 を作ってもらいました。 本当はスポーツ中に履く靴用の中敷も作るのだそうですが、 私は普段の靴だけに合わせました。普段は、コンバースのローカットを履いてます。 いちおう、パンプスとかデッキシューズ、ブーツやレインブーツなどに入れ替えて使えます。 靴のタイプについては別記事にする予定です。...

はじめに〜バレエをもっと踊れるようになりたいから、タナ切除しました

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タイトルに掲げたように、 バレエをやっていて、かつ膝の痛みに困っている方へ 情報を届けたくて、このブログを書いています。 サンプルとして私の体験や体の感覚をブログに書いているので その中から、 「あれ、こういう感覚って自分に似てるな」 とか 「この怪我だったらこういう経過を辿るんだ。じゃあ、自分は今この辺かな?」 とか、そんな参考になればいいなーって思ってます。 まず、私はクラシックバレエをやっています。 ひじょーに曖昧な立ち位置にいるのを常としており、自己紹介は大抵歯切れの悪い感じになっておりますが、取り敢えず、趣味としてバレエを習っている大人です。本業はダンサーではないです。 が、2017年4月現在、だいたい週6回ペースでレッスンをしています。 人に見てもらうための踊りをしたくてレッスンを受けています。 プロダンサー…を目指すとか、ばーんと言いきれないし、色々自分も周りも見えてない訳じゃなし…なんかもうよくわかんないのですが、私、踊りたいんです。 余談ですが「大人バレエ」「大人バレリーナ」という言葉は、日本語としては造語色が強すぎてちょっとなあと思っています。だからあまり使いたくない。英語圏ではアダルト・バレエ・スチューデントなんて便利な言葉があるみたいですね。日本人の私からすれば、なるほどなんて思いますが、実際のところネイティヴの目にはどう映るのか、機会があったら確かめてみたいものです。 それから、私は膝を手術しました。 タナ障害 という診断で、 滑膜ヒダ障害 なんて言い方もあるようです。 手術で、 滑膜ヒダ を切り取りました。 簡単に言ってしまえば、 膝のお皿と脚の骨の間 に、余分な組織が 挟まって痛んでしまっていた ので、 その組織をどけてしまいました。 なーんて、書いても分かりにくいですよね。私もなかなかわかりませんでした。 このブログは医療関係者でもなんでもないシロートが書いていますので、 専門家のお書きになった書籍をお読みになったり、 「タナ障害」「滑膜ヒダ障害」 で検索されるとよろしいかと思います。 すみません、投げます。 私自身、「 タナ障害の可能性あり 」という診断が出た時、頭の中がクエスチョンマークでいっぱいになって、前述のような調べ方を試しました。 正直、細...