膝が痛い…手術する?しない?(3)〜ストレッチ中の「パキッ!」〜
最終更新日:2017/5/15
膝が痛い…手術する?しない?(2)の続きです。
ここまではこんな風に感じてました。
- バレエをやっていて膝が痛い。
- どうやらタナ障害という状況らしい。
- インソール治療だけでは解決しないかもしれない。
- バレエレッスンで解決するのかもしれないけれど、解決しないのかもしれない。
- というか、待てない。
そんな中、「耳に残るは君の歌声」なみに忘れられないあの音が。
(3)ストレッチ中の「パキッ!」
お風呂上がりにストレッチしていたら、乾いた破裂音がしました。
ちょうど、筋肉を緩めていたところで膝周りのお肉も緩んでいたんでしょうね。
向きを変えようとした時のことでした。
グランプリエの時にスタジオに響くああいう音です。
ただ、あくまでも私の体感ですが、
「あ、これはだめなヤツかも」
と咄嗟に思いました。
この瞬間から、一気にダメな感じの膝になりました。何がダメって、もうメンタル面がダメでした。
痛めたのが明らかで、終始びくびくしながら生活していました。
手術を決めるまでの頭の中はだいたいこんな感じでした
- 伸ばしきれない
- 曲がりきらない
- スムーズに動かせない
- バレエでなくて立ってるだけでも常に痛い。
- 階段の下りは痛い
- 歩くのも遅くなる
- 「怪我だ」という思いで、常に頭がいっぱい
- レッスンに集中できない。ぼーっとする。
- 外から見ても、「疲れてる?」ように見えるみたいだ。
怖くなったのもあって、スポーツ整形の診察を早めてもらいました。
それまでは、経過観察ということで3〜4週間に一度くらいで予約しており、ちょうど谷間だったので
「次の予約までは待てない!」
と焦ったんです。とりあえず地元の整形外科にも行きました。
「じつはタナと診断されておて、これこれ、かくかくしかじか」と伝えたところおじいちゃん先生はこう言い放ちました。
「うんタナだね、タナ。手術だ、これは手術!だって仕事なんでしょ?」
(おお、私をプロのバレエダンサーと誤解なさっておいでだ!)
と同時に
(膝痛が出始めた子供のときには、先生は何も言ってなかったじゃないですかー!)
と思いました。泣き笑いしつつ先生のもとを辞した頃には、もう手術の意向が固まっていたのでした。
数日後、スポーツ整形を受診してその場で手術入院の準備が始まりました。
手術・入院についてはこれから記事にしていきます。
ちなみに、入院直前まで、バレエのレッスンは受けていました。
そのときのことも、今後記事にしたいと思います。
痛みの状況や、痛みとの付き合い方、痛みの種類についての
私の感じ方を、ひとつのサンプルとして書いていこうと考えています。
まとめ
「手術する?しない?」で悩んで手術することに決めた一番大きな理由は、
怪我のせいで、気持ちがまいっちゃったからです。
二番目の理由は、
手術前の今の痛み VS 手術後のリハビリ・復帰後の痛み
だったら、
手術後のリハビリ・復帰後の痛みの方がましそう
と思ったからです。
どういうことかというと、そもそも私の場合、
- 脚の捻れ
- 間違ったテクニック
をなんとかしないと、痛みは消えないようなんです。ブログ執筆現在も、この二つと悪戦苦闘しています。(2017/5/15追記:脚の捻れについてはこちらの記事参照)
が!
「手術前の痛み」そのものは無くなりました。
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