バレエレッスン中、タナ障害の人ってこんな感じです
手術する前
痛い場所
私の場合、膝関節の内側に症状がありました。「ここ!」と指させるような、はっきりしたスポットに痛みが出ていました。せっかく綺麗なモデルさんの写真で、もったいないですが場所を説明したくてお借りしてきました。
この記事冒頭の写真のだいたい、赤色で強調している辺りです。
膝のお皿の脇の端っこのあたりに、何か継ぎ目のような窪みがあります。そこを指で抑えたまま動かすと、コリコリとした手応えを感じます。
この中の方が痛かったです。
痛みの感じ
五寸釘を打ち込まれたような痛みです。もちろんそんな経験ないので分かりませんけど、「カーン!」ていう感じです。「骨が痛い」っていう感覚です。骨は痛みを感じないそうので、正確にはまちがっている感覚なのですが、私の印象はそんな感じでした。
結構鋭い、トンがった痛みです。
痛いタイミング
瞬間的にきました。「あっ痛い!」という感じ。膝を伸ばした時が一番痛いと感じたような気がします。軸足にしていても、動かしていて体重をかけていない時でも、伸ばしきったら痛かったと記憶しています。
尖った痛みがずっと絶え間無く襲っている…という感じではなかったです。
そのぶん、来るか来るか?という、びっくり系ホラー映画みたいな恐さは強かったです。
手術後
手術してからおよそ2ヶ月経ち、バレエレッスン中に痛みはなくなりました。
術後すぐは、タナ障害の痛みではなくて手術痕の痛みがありました。
なぜ、そうわかったかというと痛みの場所と質が違ったからです。
タナの時の場所と質
上に書いたような場所が「カーン!」とか「キン!」ていう感じでした。術後は、いわゆる傷の痛みです。「ズキン!」という感じ。鋭いけどよく知っている痛みです。
たとえば包丁で指切ったりなんかした時、ズキンズキンしてびっくりしますよね。でも、治癒することが分かっている感覚も同時にありませんか?
時間が経てば傷は塞がって、肉も皮膚も再生する、治る…って信じられますよね。そういう種類のあまり怖くない痛みです。
ただし、関節鏡をいれての手術なので、皮膚は塞がっても中身の傷が治っていないということになります。そのため、傷があるようには見えないのに痛い、という不思議な痛み方になります。
(手術後の経過については、時系列に沿った記事にしようと思ってます。)
痛みが消えても残る感覚
膝の曲げ伸ばしをするといつも、膝のなかでコリコリ鳴っています。いつもです。
具体的になにがどうなっているのかは見えないのでわかりませんが、イメージとしては鶏の軟骨を噛む感じです。教科書的には骨に滑膜ヒダ(=タナ)がひっかかっているそうです。いちおうタナは切り取ったので、引っかかりは軽減したのでしょうが、コリコリ言う程度の分量は残っているのかもしれません。
あるいは、関節内に残った何かが引っかかっているのかもしれませんね。
まあいずれにせよ、痛みはないです。
マーキングなど、流して動く時のほうが怖いです。
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