使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (2) 〜
最終更新:2017/05/25
膝を痛めた原因を考えるシリーズ第2弾ということで、使っている時の膝の捻れ〜テクニックの話 (1) 〜の続きです。
前の記事ではこんなことを思いついて終わってました。
- ターンアウトに終わりがない。
- ターンアウトをしないままではバレエのパはできない。
ターンアウトを無理にしたから、膝を痛めたということだとしたら
それってどういうこと?
を考えようとしたんです。
わからなくなってきたので、ちょっと戻ってみます。
いったん、バレエを離れてみます。
そんなとき なんていう?
ここが病院だったら
もしも私が病院の先生だったら。もう一人の私が「先生、私の膝はなんでこうなったんですか?」って聞いてきたら。
(医療的には私の膝に起こっている問題はなんだったっけ?)と考えることでしょう。
いろいろ本を読んだり、病院に通ったり、なんだりしてシロートなりに考えました。
タナ障害が悪化するのは、
捻れた膝で曲げ伸ばしを繰り返すことが原因だと私は思っています。
ここがバレエスタジオだったら
膝の曲げ伸ばし
バレエでいうと、膝の曲げ伸ばしという動作って何でしょう。まずはじめに思いつくのは、プリエではないでしょうか。
プリエの大切さは本当にたくさん聞いてきましたし、目にしてきました。
そしてもちろん身にしみてきました。
私が、プリエのやり方を間違っていて、それどころか立ち方も違っていると知ったのは
とても遅いです。
バーにつかまって、音楽にあわせて生まれて初めてプリエをした、あの小さな子供時代からざっと20年は経っていました。
ということは…
(プリエをしたから膝を痛めたのね!あーすっきりした!)
…本当にそれで全部説明できてるんでしょうか。
ちなみに、この記事を書いている今でも、完璧にプリエの動きをできているのか、
自信はないです。
だからターンアウトはどうなったの?
捻れた膝
じゃあ、バレエでいうと膝が捻れてるってどういうこと?この流れからもう見えてきますよね。
ターンアウトできてないってことです。
抜け作の私は、ターンアウトって股関節から脚を開くことだと思ってました。
いや、より正確を期すと股関節で脚を開いておくことだと思ってました。
あれ?
股関節で脚をひらけてるんだったらいいんじゃないの?
バレエをやっていると
「足首をひねってターンアウトするのはダメ!」
と教わってきています。
(はい!分かりました!だから、股関節から開けばいいんですよね!
180度開かないけど…)
とやっぱりブルーになりながら、私はこれまでやってきてました。
私の間違いはこれでした。
- 股関節の場所を正しく分かってなかった
- ターンアウトのことを、開いて止まることだと勘違いしていた。
- ターンアウトして真っ直ぐ立つ時、どういう力加減になっているのか間違えてた。
ということでようやくスタート地点に戻ってこられましたー。
コメント
コメントを投稿