使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (3) 〜






バレエで膝を痛めた失敗談として引き続き記事を書いてます。

使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (1) 〜
使っている時の膝の捻れ〜テクニックの問題 (2) 〜
と来て、3つめです。
(1)の出だしと同じ見出しですね!ようやくここまで到達しました。


バレエで膝が痛くなるメカニズムって本当はたぶんこう


※このブログに書いていることは全て、私自身の体の構造・感じ方からくるものです。個人差があると思いますが、何かしら参考になれば幸いです。

膝の痛みの出かた

前提条件として

  1. 捻れた脚の構造をしている。
  2. 捻れたまま、あるいはもっと捻りが加わるような使い方をしていた。
  3. ターンアウトという動きを習得していない。
  4. ターンアウトの動きを理解していない。
  5. プリエの動きを習得していない。
  6. プリエの動きを理解していない。

1の捻れた脚の構造については別記事に書きました。
2〜3は前の記事にちょっと書きました。
もっと詳しいテクニック的な内容については専門家に委ねるほかないですが、失敗談としての話は今後また記事にしていこうと思います。

そして、こんなことがプラスされると

以上の条件を満たし、かつ、レッスンを続けるとします。
私の場合は、レッスン回数が週1回の時もありました。そうかと思えば、週3回の時もありましたし、発表会のリハーサルで特別レッスンがある時も。それに週5、6日踊っているときもありました。
単純な話、こうやって負荷がかかっていくわけです。

それから、週あたりのレッスン回数だけでなく、ある程度年数が増していくと、
そうですねー…だいたいバレエを始めてから、2年、3年くらい経ってくると
色々なことをやるようになると思います。

ちょっと複雑なアンシェヌマンをやったり、新しいパを教えてもらったり。
新しく入ってきた生徒さんの見本となるべく、キンチョーしながら先頭に立ったり、前列に立っているかもしれません。

アンシェヌマンがとっちらからないように頭を使っていると、
体の使い方がうまくいかなかったりしませんか?
あるいは、いつのまにか、決めることをメインに頑張っちゃってたり。
そんなときもまた、負荷がかかります…。

繰り返しますが、プリエ、プリエ、ひたすらプリエなんですね。本当に。
みなさま、くれぐれもよいプリエを〜!
そしてターンアウトの動きをお忘れなく!




ちなみに、大人になっている生徒さんのことを考えて書いています。

子供の生徒さんの場合は、よくわかりませんので、考察を控えます。
(私が経験したお稽古事情と、2017年現在のスタンダードなお稽古事情が
違うかもしれないので)

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