足に合うポワントを探す旅 その1


私のポワント歴はとても短く、たぶん3年は切っていると思います。短いにもかかわらず、何足も何足も買っています。…ポワントジプシーなんです。

「靴のせいにしちゃいけない!」

と思いながら、やっぱり靴のせいにしてウジウジしています。


迷子のお知らせ


この条件を満たせるシューズを探しています。

  1. フルポアントで立ってもシューズの底に足の裏が付いている
  2. 足の甲の両脇がサポートされている

NGな私の状況

1. ソールと足裏が付いていてほしいのに

アテールでは、体重と引力のお陰で足の裏はシューズの底に付いています。
ドゥミまではいいんです。
でも、そこからフルポアントに上がろうとすると、
シューズの中でずるずる落ちてきて指が曲がります(しかも曲がってもなお空間がある)。

ピケで立つ場合も似ています。
プレパレーションで足を出した時に、足指を伸ばしていても、立った後では同じ。
やっぱり、シューズの中でずるずる落ちてきて指が曲がってしまいます

ボックスの中で指が曲がっている状態は、明らかに間違えた立ち方。
しかも足裏には隙間があるから、足裏の力は行き場を失います。
ボックスの中で、指だけで立とうとすることになります。

指だけで立てるほどには、私の足指は強くありません。もぞもぞ、ぐにゃぐにゃしたまま、文字どおり足掻いてレッスン終了。


2. 足の甲の両脇が支えられてほしいのに


この写真をごらんください。


可愛い仔猫!

抱っこされてる仔猫を、この男性から受け取ろうとしたら、どうしますか?
仔猫は、お尻をついて座っている格好になっています。
その姿勢から抱き上げて、上に持ち上げようとする感じになりますよね。

(まあ、腰の心配などをすると、びよーんと伸ばす抱っこの仕方はあまりよくないので、やめた方がいいのですが)

たぶん大体の人は、脇の下に手を入れて持ち上げようとするんじゃないでしょうか。
冒頭の写真をもう一度。



こんな感じですね。

あるいは「ジャコメッティ チロ アラーキー」と検索してみてください。

とにかく、猫や犬の、胸と背中を挟むようにして抱きあげるっていうことはしないですよね。

話を元にもどすと、私がポワントに求めているのはこういうホールド感です。

足の裏と足の甲を挟むようにホールドするのでなくって、
足の親指の付け根の骨と、小指と薬指の付け根の骨を
抱き上げるようにしてほしい…

と思ってます。

足の裏と足の甲を挟むようなホールド感だと、
横アーチが潰れる感じがします。

一方、

足の両サイドの骨を抱き上げるようにしてもらえれば、
横アーチも潰れなくて良さそうだなあと思うんです。



とはいえ、
「抱き上げる力」「ホールド力」「サポート力」が
働くための「きつさ」は、いったいどのくらいなのかよくわかっていません。

これがわかるようになれば、ポワント選びが楽になりそうな気がします。

試着の時に「きつさ」が全然なかったら、足が落っこちるのでその靴は買いません。

「きつさ」があるかな?というとき。それがこれまでずっとそうだったのですが、結局足が落っこちてるんですよね。失敗続きです。

ただ、これまで買ってきたポワントの「きつさ」がどこにあったかというと、上に書いたような部分…以外だったような気がするんです。

たとえば、側面にあったかも。

足の指の付け根を、真横から中心に向かって挟むような力

を感じてました。

いつもいつも同じ失敗をしてしまうんです。ばかっ!

お店で試着するときと、馴染んだ時の感じもけっこう変わります。
これ以上、同じ失敗を繰り返さないために、今後もう少し具体的に、品名とか幅とか書いて行こうと思います。足に合うポワントを探す旅 その2に続きます。

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