経過〜できるようになったこと〜(オペ後約7週)
膝を手術してからだいたい7週間経ったあたりの話です。
オペ後7週間
できるようになったこと(私の場合)
- レッスン参加
- ストゥニュ
- ピルエット
- スモールジャンプ・ビッグジャンプ
1. レッスン参加
この時点で、週に6日レッスンを受けていました。レッスン内容やレッスン時間は日によってまちまちです。短くて1時間半、長くて4時間半くらいでした。バリエーションをやった日もありました。
とにかく、こんなことを考えていました。
スタミナをつけたい。
悪い癖を取って、正しい癖を付け直したい。
だから、一週間に受けるレッスンの内、過半数は基礎だけのクラスです。
スタミナというのは、
肉体的な意味での体力だけではなく、
集中力のスタミナでもあります。
身についてしまっている癖は、バレエの先生に指摘をいただいてはじめて気が付けます。でもってその癖を直すとなると、正しい癖付けを繰り返すのみ…なのですが、
かなり意識しないと、自分では実行し続けられないんです。
たとえば今日
「できた?!」
と思っても、次の日できなくなっていたりします。
たぶん、私だけに限った話ではなくて、何かの技術を習得しようと思ったら多かれ少なかれ誰でも通ることなのでしょう。だから、あんまり落ち込まないようにしてますが、それでも
「悪い癖を練習することになってはいかん!」
という緊張感はもってたいなーと思ってます。
正直なところ、バレエのレッスンを受けられることが、ただもう嬉しくて嬉しくて仕方なかったです。手術後はレッスンできなかったわけですし、松葉生活の時期もあったため体を動かすことも思うようにできていませんでした。きっと、うずうずしていたのだと思います。
2. ストゥニュ
基礎に特化したクラスでも、バーレッスンに組み込まれることが多いこの動き。
手術前は、できなくなってました。手術後に復帰したころも痛くてできなかったです。
どうしても捻る力が発生してしまうようです。
どうにかして痛くないように体を動かせるようにと、癖を付け直してました。
二分の一回転のストゥニュは、痛みなくできるようになっていたと思います。
3. ピルエット
手術前・手術後復帰した頃、やっぱり練習できませんでした。
4番のプレパレーションから、後ろ足で蹴るような動きをした瞬間が痛かったんです。
ピルエットなので、「蹴る」といってもそんなに激しく蹴り上げるわけじゃないんですよね。
でも、ちょっとでも捻る力が生まれているということなのでしょう。
わー、捻り探知機みたい。おかげで後ろ足の力加減の多寡を意識するようになりました。
そうです。ピルエットができるようになったというか、ピルエットの練習ができるようになりました。
4. スモールジャンプ・ビッグジャンプ
スモールジャンプ・ビッグジャンプに関しては、ピルエットとはまた違って、
斜め方向の力の怖さ
がありました。
シャンジュマン、スーブルソー、カトル、ロワイヤルあたりは捻らないので、プリエができるようになってきたあたりで
「行けるかな?」
と判断できました。
ですが、グリサードや片足で踏み切って跳ぶパは、比較的怖かったです。
膝の回復具合の問題だけでなく、
重心移動を正しく行う訓練が不足している
という理由もあるのかも。
横方向のパドシャは大丈夫でも、後ろに蹴るパドシャはちょっと痛かったです。
それから、グランジュテやグランパドシャを、手術した方の脚で踏み切るのができるようになりました。筋肉が育っていないので別の怖さはあるものの、痛みなく踏み切れるようになったということです。
それはバレエの練習で取り組むことに続きます。
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