ウィングの糊付けと安定感について考える
前に、こんなことを考えていました。
ポワントが、
足の両脇の骨を
抱きかかえてくれるといいなあ
こちらの記事に書いてました。あれからちょっと分かったことがあったので、別記事にしてみました。
以前の記事では、型が足にあっていることを最重要視してました。
もちろん、型が合わなければ何も始まりませんが、プラスアルファで、あることに気付きました。
ウィング部分の糊付けが長いと、
足の両脇の骨を抱き上げてくれるっぽいです。
そんなの知ってるよ!という方もいらっしゃるでしょうが、
「あらー、知らない人もいるのねー」と思っていただければ。
BLOCH と repettoの比較
BLOCH の Axiom
BLOCHのAxiom(アクシオム)で私が好きなところは、足両脇のホールド感です。新品を入手したので、改めてウィング周りの糊付けを触ってみたら、
びっくりしました。
「えっ、こんなにしっかり糊付けされてたんだ!」
ボックスの糊付けが、というより、
サイドまで糊付けがしっかりしてる
と思いました。
だから、アクシオムの方が「ぴったり」と感じるのだろうと思いました。
ウィングの糊付けに支えられて、気持ちよく足の指を伸ばせます。
だからなのか、バランス良く足の筋肉を使える気がします。
repetto の La Carlotta
一方、ラ・カルロッタはアクシオムと比べると、アクシオムでは固くなっている部分が、カルロッタではそこまで固くはないんです。
このあたり、手触りをお伝えしきれないのが残念です。試着できる機会があったらぜひ触ってみてください。
この記事で、ラ・カルロッタに触れました。
足にぴったり合う…というわけではないのですが、安定感があるので、このシューズもいつでも履けるように準備しておこうと考えています。
この「安定感」というのは、何かなと思ったのですが今思いつくのはこの辺りです。
- ボックスが、固すぎず柔らかすぎずちょうどいい。
- プラットフォームが、ロシア系と比べて広め。
- ヴァンプは長め、糊付けはなくともいちおう指の付け根が覆われる。
- シャンクの長さがちょうどいい。
ちなみにワンサイズ下げることを検討中です。カルロッタをワンサイズ下げるとなると意外と大きく変わることがわかりました。というのも、こうだからです。
ハーフサイズは作っていない。
ワンサイズ下げると、7mm下がることになる。
つまり、私がワンサイズ変下げると、数字表記ではこうなります。
39.0 (5.5) NM
↓
38.0 ( 5 ) NM
サイズを変えるにあたり、色々履き比べて糊付けの違いに気がついたんです。
ラ・カルロッタの場合、それほどウィング部分の糊付けは長くないと思います。
短くもなく、標準なんだろうなーと思います。
不思議なのは、ウィングの糊付けが(私にとっては)少ないのに「安定感」があるのはなんなのかよくわからないままです。一応、上で挙げた3点が理由かしら、と思っています。
あるいは、単に「乗っかれちゃうから」っていうだけかもしれません。
って、それじゃダメじゃないか…。
もうちょっと考えてみます。
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