悪い方の脚で立てないってことに気が付いた話。(オペ後約7週)


立てないのは怪我が理由だったという記事を前に書きました(この記事です)。手術する前のことでした。
そして手術して挟まっている組織を取り除きました。
痛みがなくなりました。ある一つの要因を取り除いたということになります。

そこで、次の要因が見つかりましたという予告でおわっていました。


自覚したきっかけ


これは手術した後の話。手術してから7週間くらい経っていました。
ある日のセンターレッスンでのことです。

両手アンオーで5番シュスーでポーズ!みたいなラスト(曲の終わりなので目立つ)
で、両足踏んでるふりしてごまかしたことがありました。

つまり、

はっきり意識して両足踏んでるふりをした

んです。
なんでそんなことをしたかというと、両足で立とうとしたらふらついてしまって、注意されたから。
とにかくそのコマの中では、(曲の終わりをきめなきゃ)って思ったんです。

そこで否応ない事実を思い知りました。

あ、そっか私って、いい方の足だけで立ってたんだ。

今までは膝を怪我してたから、極端に言ってしまえば、痛みが邪魔して両足で踏めなかった。でも、手術して腫れが引いてしまえば、可動域の問題はクリアできてるわけです。
あとは、

体の記憶で動いた時に両足で踏めない

という問題が残ります。

はっきり言って、私のようなアマチュアバレエの人でも

「たかだか、0.5秒〜1秒程度もルルベできない」

なんてこと、ありえないと思います。
何が言いたいかというと、問題は筋力不足じゃないと思うんです。


こんな理由では?



  1. ずっと使ってない脚の使い方が分からない。
  2. ずっと痛かった所が、痛むんじゃないかと怖い。
  3. 捻れている脚で「真っ直ぐ立つ」練習が不足している。


自分で思いついたのはこんなところです。

1番目

決して大怪我でないけれど、長年かばってきたから、地味に使えなくなってたみたいです。
かばわずにバレエをやろうと思ったら、リハビリが必要だということでしょう。
手術してから1ヶ月くらいしたあたりで、「特にここを使ってなかったな」という場所にきがつきました。(別記事にする予定です。)

2番目

今となってはビビってるだけです。手術して3ヶ月くらいでかなり痛みは消えたので。
術後2ヶ月くらいまではやっぱり痛かったけれど…。


3番目

これは〜かなり根深いです。
本当に矯正するのがたいへん。
少しずつ少しずつ使い方を修正してるのですが、一朝一夕どころか、
何ヶ月もかかってます。
「少しずつ」レベルではその日のうちに変化は見えるんです。
が、レッスンの中で使い続けたり、不慣れなアンシェヌマンになると一気に崩れます。
1回失敗すると、すぐに足首の痛みが出てきます。これも、手術した側の足だけです。
内くるぶしの後ろ側とか、かかとの上とかが引き攣るような痛み。
地味に嫌なやつ。
この足首の痛みが出ないような、

悪い方の脚全体の「正しい」使い方を早く定着させる

のが、喫緊の課題。



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