悪い方を軸脚にした時に力が入らない(手術前シリーズその4)


2016年秋ごろの記録です。バレエを再開してから、1ヶ月くらいでした。
当時は、手術するどころか、整形外科に通院もしていませんでした。

というのも、痛みが出始めたのはかなり前からであり、その初めの頃に整形外科や整体に行ったけれども特に何も変わらなかったからです。

中学生ころにはすでに痛み始めていました。
そして、

悪い方を軸脚にした時に力が入らない

という感じもたしかあったと記憶しています。

他の記事にも書いたように、私の脚の形とテクニックの両方が原因なので、
病院に行ったから治るというものではないみたいなんです。(他の記事はこちらから)

具体的にはこんな時


たとえばこんな時に特に困りました


  • ルルベ
  • ルティレ・バランスキープ
  • アラベスク
  • アティチュード
  • デベロッペ
  • ピルエット… etc.


そもそも、バレエで片脚を使わないで立つ…って、当たり前ですがほとんどないんですよね。

反対の脚に完全に重心を移して立っているとき

くらいではないでしょうか。しかも同語反復で恐縮ですが、重心を移す前なら

反対の脚に完全には重心を移し切っていない

わけです。


こんな時も


最近までほぼ無自覚だったのですが(最近、って2017年5月末くらいです)


  • 両脚シュスー
  • 両脚アテール


も本当は困っていたんです。

つまり1番から5番までの全ての基本ポジションが、できなかったんです!

もうほとんど、ホラーです。

両脚を均等に踏んで立つ

という言葉、レッスンで聞いたことありませんか?
これが、できなかったんですね。


立てない理由


だって、膝を伸ばすと、前が詰まって痛かったから。
すごく単純に言ってしまえばそういうことになります。
膝の中で組織が挟まってて、それが膝の腫れとか痛みを作っていたみたいです。
(かなり大雑把な説明はこちら


開き直りに聞こえるようですが、この時に私が立てないのは怪我が理由だったのです。
ただしこれは手術する前のこと。
挟まっている組織を取り除きました。つまりこれで、一つの要因を取り除いたわけです。
手術が終わって、レッスンに復帰した時になって、
次の要因が見つかりました。
手術してから7週間ほど経っていたのでした。(「次の要因」についてはこちら

…話を元に戻します!


力が入らない


そう。力が入らないという話でした。
なんと言ったらいいのか、たとえばピルエットの練習をしようとします。

ピ〜ルエット!

と回る前に、

立って〜降りる

っていう練習から入ったりします。
私の場合、そこからできないんです。特に、「降りる」のができませんでした。
ピルエットを終わらせられないことになります。
自分でコントロールして「降りる」ことができないとどうなるか。
「落ちる」ことになってしまいます。

ピルエットを終わらせる時って、皆さんどうしてますか?
フツーにピルエットする時ですよ。

だいたい4番のプリエに降りますよね。

膝を伸ばしたままでは降りないですよね

(伸ばすと痛い私の膝。曲げてても使えないの…?)

とショックを受けます。
膝カックンのように、突然力が抜けるわけではありません。ただ、力が入らないんです。
どこに力を入れればいいのかわからなくって、なんか反応しない感じでした。


レッスン後に


1レッスンを終えるころになると、悪い方の膝が昔から続くあの感じになります。


  • 熱っぽい
  • 重苦しい
  • ぶよぶよしてる
もしかしたら、ちょっと水が溜まってるのかもしれないと思い始めました。
そして、このまま放っておいてもダメで、何か対策を考えたほうがいいのかなと考え出したのです。




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