バレエレッスンでのエンジン駆動ってどうなってますか?その2(手術前シリーズ第4弾)
素朴な疑問の続きです。
前回のはなし
- 体を温めること
- 軸がわかるかも、という感覚になること
これが私が考えてる「エンジンがかかった」状態と書いてました。
そして、ちょうど手術前のある日のレッスンを例にして、レッスン中での体調について書いていたところで終わってました。こんな感じです。
- バレエ再開して約1ヶ月。
- 膝が痛い。
- 数日前、悪い脚側の、アキレス腱まわりが腫れているようだった。
- ウォームアップの時間がなくて、バーの途中からエンジンかかることになった。
- ピルエットをすると、悪い方を軸脚にした時に力が入らない。
前記事では、4番に差し掛かったところでした。
私の場合は、その前に受けたレッスン注意の感覚が、体の感覚として蘇るという意味にもなっています。体で再現できる、あるいはそこまでいかなくても、こんな感じだったかも?と動かせることが、エンジンがかかっている状態です。
別の言い方をしたら、それって引き上げ?
そして、調子ともいえる、この感じってもしかしたら人によって基準が違うのかな?と思うのです。こんな声を耳にしたことがあります。
終盤の方が引き上げてなきゃ大変なのに、
レッスンの終わりごろになると、
引き上げが大変になってくる。
という場合は、「引き上げている状態」が「エンジンかかってる状態」と言ってよいのかもしれません。
うーん、なるほど。
私の場合だと…「エンジンがかかる」と
結果として「引き上がってる」ような体感になります。
逆に言うと、「引き上げ」が意識してできないんです。
こういうあたり、まだまだだなーと痛感します。
つまり、別の言い方をすれば
バレエ向けの体の感覚を、一息にコントロールして持ってこられない
わけです。
まとめ
エンジンがかかるってどういうこと?として考えてきました。
私が考えるには、こういうことです。
- 体を温めること
- 軸がわかるかも、という感覚になること
ここに、前述した
「引き上げ」
とか
「バレエ向けの体の感覚をコントロールして持ってくる」
ということを加味すると、もう一段階奥の階層を覗けるように思います。
それはこういうことだと、自分なりに考えています。
改めて、考えてみました。
バレエレッスンでのエンジン駆動とは、
骨盤周りの小さな筋肉が、駆動するようになった。
ということではないでしょうか。
骨盤周りの小さい筋肉って?
骨盤周りといっても、骨盤の外側ではなく、体の真ん中のほうです。
なかやまきんに君がやってた筋肉ルーレットわかります?
胸の筋肉をピクピクって交互に動かす芸です。
ああいう風に外から動いているところが見えることもなく て、触ることもできない、
地味〜な筋肉。
エンジン駆動って、我ながら悪くない比喩かもと思い始めました。
その辺を走ってる車って、エンジンが外から見えませんよね。
外から押したり、牽引したら、車って動きます。たぶん。
外からの力で動いてた車だったのが、ちゃんとボディの中にあるエンジンがかかれば
自分で動きますよね。
バレエのエンジン駆動って、このボディの中のエンジンがちゃんとかかってるってことじゃないでしょうか?
車
外からの力(レッカー車とか)→車体の中のエンジン人間
外側の力(太ももの外側とか、お尻の外側とか)→体の中の方の小さい地味な筋肉どうかなあ。合っているといいのですが…。
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