踵を床につけたまましゃがめるようになったわけ(手術前シリーズ第2弾)


踵(かかと)を床につけたまま、しゃがめませんでした。

学生の頃だとか、二十歳強かその辺りの話です。
上の写真の女性のように、ちょっと踵を浮かせて、斜めにかしいだ格好になってしまってました。

(足首が固いからできないんだ)
って、ずっと思ってました。
あとは、
(股関節が固いのかなー)
とか、
(腰が固いから?)
とか、
(背中が固いからじゃない?)
…とか。
私は、バレエをやっているくせに体が固いので、そう思ってました。
当時は、スプリッツだとか左右開脚から泳いだりするのが(いやもう本当にぎりぎりがんばって)できる柔軟性でした。
踊った後にストレッチしようと思って床の上で脚を広げても、ガチガチでした。


しゃがめた。


踊りを辞めて5年以上が経ってから、また出直したのです。
で、出戻りの、この記事を書いている今だって、お世辞にも体が柔らかいなんて言えません。
きれいなスプリッツもできないし、左右開脚もせいぜい165度くらい(?)です。
スコーピオンもできないし、ピエドゥラマンも180度はかっちり上がりません。
あたりまえですよね!
床の上で180度開脚できてないんですもんね。

とはいえ、この記事の出だしに書いたこと、

を床につけたままでしゃがむ

ことはできるようになっています。

こんな感じです。


あ、よくみたら違う!

両方のをくっつけてしゃがむんですが、いい写真が見つかりませんでした。


この体勢から、重心を後ろに動かして、踵を床につける姿勢です。


グリッドフォームローラー


できるようになったのは、結局のところ
足首のストレッチをしたからでもなく、背中や腰の柔軟をしたからでも、股関節を柔らかくしたからでもなかったみたいです。

グリッドフォームローラーでふくらはぎをマッサージしたからでした。
矢印マークのトリガーポイントのものです。

近所のスポーツ用品店で、実際に触ってみて決めました。
たまたま店頭にあった、他のものは、もっと硬くて痛そうだったのでやめました。

そのまえにテニスボールも買って試していたのですが、
けっこう痛かったので柔らかくて弾力のある素材ということで、これは良かったです。

筒の中に説明書が入っていたので、読みながらひととおりやってみました。

なんか、ほんとうに
(もっとはやく気がついてればー!)
と思いました。


テニスボール


張っているからあんなに痛かったんだ、ということもわかりました。
ある程度ほぐれてくるとテニスボールも、部位によっては使えます。
私の場合、使い古した使用済みテニスボールくらいがちょうどいいです。

また、スポーツ用品店で、マッサージ用と称してショッキングピンクに塗り分けられた
テニスボールが売られていました。
硬めが好みの方だったら、そちらのほうが気持ちいいのかもしれません。

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